何を基本テーマにするのか?

新しいサイバー公共空間の創生

これも長年のテーマ
・社会の大きい変化の中で新たな「公共概念の構造転換」
・情報通信の技術革新を背景にインターネットなど「仮想的な空間の概念」
・「市民の生活の基盤ともなる公共的な場=空間」のあり方
・パブリックアートとミュージアムの将来を展望
以上の4つの整理が行った。

IMIでのレポートの一部

ユンゲル・ハーバーマス「公共性の構造転換」

「バールを軸とした地中海食文化」

写真のキャプションを入力します。
1「フードツーリズム」とは何なのかに帰結する
→食文化のジャンルに属するものであり、家庭料理を基軸に、食に関する社会、歴史、文化、気候、風土、習慣、産業、技術をトータルに把握すること考える
2食べ物と食べることの相互作用としての把握が大切である
・ 身体的な経験は社会的に生み出され、食べ物と食べる行動にも社会的な関係が常に深く関与
・ そのことを理解するには、「社会性」、「主観性」、そして「身体性」の相互作用
3食文化の実践的な4つのアプローチ
・食品の製作・調理などプロセスを踏まえた食文化
・食の家庭料理を味あう食文化
・食の庶民化の生活楽しみを共有する食文化
・食を通じて歴史・文化を学ぶ食文化
以上を地中海食文化の歴史風土の中で食文化を発見し理解するフードツーリズム



フードツーリズム研究会(尾家大阪観光大学教授主宰)でのレポートの一部

地中海エリアに広がる「バール文化」(地域のコミュニテイvs 単なる立ち飲み屋ではない)が面白い。食の多様化は、単に外食の拡大ではなく、レストランから業態の多様化の中で、地域の新たなコミュニテイ創生につながる可能性を保有している

フードツーリズムは、単なる美食グルメツアーではない(前提)、食(フード)は、人間の基本的な生活に不可欠な要素であり、観光においても必須

「公共性の構造転換」ユンゲル・ハーバーマス

市民社会の一カテゴリーについて探求:市民的公共性の類型分析

第2版:未来社

「食べることの社会学」Deborah Lupton(注),1996,Food,the Body and the Self

・ 身体的な経験は社会的に生み出され、食べ物と食べる行動にも社会的な関係が常に深く関与
・ そのことを理解するには、「社会性」、「主観性」、そして「身体性」の相互作用

オーストラリアのチャールズ・スチュアート大学の社会学者

デジタル一眼:三種の神器活用編


新たな趣味の開拓:デジタル一眼
 不景気の中、売れている物があるという。行列の出来る堂島ロールなどもその一つ。意外とデジタル一眼レフカメラが根強く売れているという。
 定年になると時間が出来る。周りの人を見ると、仕事人間が多い中、これまでの延長でゴルフをする以外に、これといった趣味は少ないようだ。新たな事は、野菜をつくる、スポーツをする、山に行くなどがある。趣味の中でも写真を撮るのが、好きという人も多い。朝の電車で、年配の男性だけでなく女性も大きなカメラと三脚を担いで、出かける人を目にすることがよくある。

食の風景:ソウル

はじめての隣国:韓国ソウル
 毎週テレビで、韓国ドラマを見ることが多い。それは「チャングム」の影響。隣の国でもこれまで行く機会がなかったが、家族の意見と日程が丁度合い、2月の初めの寒い時期に2泊3日ででかけた。
 サッカーだけでなく、冬のオリンピックでも活躍する韓国陣営。日本とは対照的。景気の影響もあるが、暗い話題が先行し、元気がないような今の時期、サムソンなど企業も含め、韓国のパワーには本当に頭がさがる。どこからその元気が生まれるのか、その源泉が不思議。

希望の萌芽はどこに?:地方に元気の素を発見

暗い時代、日本の未来は:本当にあるのか?
 そんな問題意識から、「本当の変革は中央ではなく辺境から始まる」との信念のもと、その明るさを元気な地域事例を探究したドキュメンタリーレポートである。日経ビジネスオンラインの記者が、「ミクロのファクト、現場の事実から見える世界を書く」そんな取材スタイルで収集したものを厳選し、新書として出版。
 「腹八分の資本主義」タイトルもユニークだが、最近地元で動き出したまちづくりの活動に関連の深い内容をそこに発見したのが、非常に良かった。まちプロサイト:http://www.machipro.org/